顧問・勝田一郎のBLOG(4) 成果の出るコンサル・成果の出ないコンサル
これまでのコンサル経験から「成果の出るコンサル」と「思ったほど成果の出ないコンサル」があります。
これをコンサルタントの力量によるものとひと言で片づける訳にはいきません。
「成果の出るコンサル」とはどのようなケースの場合なのでしょうか?
それはTop及び社員ひとりひとりがコンサル導入の必要性を認識し、コンサル導入によってもたらされる目標が共有されている場合です。
しかし往々にしてTopと管理職層の間でその「思い」に齟齬がある場合が多いのです。
Topが「営業力の強化」をテーマにコンサルを導入するといきなり言い出したら営業部門の責任者はそれをどう思うでしょうか?自らの能力にTopが疑問を抱いているのでは…と言う疑心暗鬼が生まれることになるかも知れません。そのような環境下で導入してもまずうまくいくコンサルはありません。最悪の場合、営業の責任者がコンサルの抵抗勢力になることもあるからです。
コンサルの導入で一番重要なのは実務を動かしているメンバーに沸々と湧きあがる「やる気」というか「向上心」があるか否かです。Top からの指示で「やらされ感100%のコンサル」では成果が出ないのは当然です。ですからわたしは依頼された会社に必ずお願いをしています。
「コンサル導入の以前に全社的なコンセンサスを必ずつくり上げてほしい」と!!
実務を動かしているメンバーの「やる気」、「向上心」が「行動力」に直結し、その「行動力」が業績をつくりあげていくのです。
コンサル導入したからもう安心と思うのは早計であって、コンサルはあくまでも実務を動かしているメンバーのアクセル役なのです。
コンサル導入の前のコンセンサスづくりに多くの時間を費やしてもそれは無駄な事にはなりません。シッカリしたコンセンサスができあっていれば大きな成果も夢ではありません。PIA consultingが事前の打ち合わせに時間をかけるのはこのような理由からなのです。
もう書くまでもありませんがコンセンサスが出来上がっていない場合のコンサルの先に成果は期待できません。
わたしがコンセンサスと言っている事は何もコンサルに限った事ではなく、Topと社員のコミュニケーション、情報の共有化が社員のモチベーション、やる気を引き出し、その結果がESに直結していきます。まさにコンセンサスは経営上の重要なItemなのではないでしょうか。
PIA Consulting 顧問 勝田一郎